技術書・ビジネス書まとめ

主にITエンジニア向けに、書籍(技術書、ビジネス書、たまに小説、漫画も)をまとめて情報提供するブログです。

ファシリテーション能力を身につけるときに読むべき書籍

ITエンジニアがファシリテーション能力を発揮する場はますます増えています。小さな場からすると、ミーティングでのひとまく、期間が長いものを考えるとプロジェクト期間中のファシリテーションなど。働き方改革(端的には労働時間を短く)とイノベーション(新ビジネスや新しいアイデアによるビジネス拡大)の両立を求められている昨今、ますますチームの能力を最大限に引き出すスキルが必要です。

そこで今回は、「ファシリテーション」能力を身に着けるため、磨くために読むべき書籍をご紹介したいと思います。

ザ・ファシリテーター

ザ・ファシリテーター

 

 ファシリテータとはなんぞやを小説風に解説しています。リーダーズインテグレーションなど個別のスキルの適用例も分かりやすいです。

プロフェッショナル・ファシリテーター---どんな修羅場も切り抜ける6つの流儀

プロフェッショナル・ファシリテーター---どんな修羅場も切り抜ける6つの流儀

 

 米国を代表するファシリテーターの著者が、ファシリテーション・マインドの鍛えかたについて語ってくれています。

システム開発現場のファシリテーション ~メンバーを活かす最強のチームづくり~

システム開発現場のファシリテーション ~メンバーを活かす最強のチームづくり~

 

 システム開発現場に適用した事例を紹介。

古川電工の人事業務の改革プロジェクトを題材にした書籍。感動もの。特にコミュニケーションについてプロジェクト管理の側面からではなく、ファシリテーションのスキルから解説しているところは面白い。

おすすめ。議論を見える化するために「グラフィック」(ホワイトボード、模造紙、ノート、などに議論を絵で描いて見える化する)を活用する解説書。活用場面が多く、空中戦になりがちなミーティングを一定の場所につなぎとめ、前に進めるテクニックを身に着けることができる。 

Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書

Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書

 

 上記のファシリテーショングラフィックは少し古い(2006年、それでも名著)ので、その知識のアップデートに活用できます。絵がきれい。地味に「棒人間」の書き方とか役にたちます。

 

以上です、ご参考になれば。